乗車レビュー レクサスCT2000H
本日のマイカー教習。
車両はなんと、レクサスCT2000H!
外見だけで、レクサスのコンパクト版か~・・・と、タカをくくっていたのですが、乗った瞬間、大きな間違いだと気付かされました。
乗ってみた感想は・・・
思いのほかスポーティ!!!
驚くほどのスポーツタイプで、座席は低く、天井も低い。
げっ・・・
おいおい・・・
これをペーパードライバーが乗るのか・・・と(苦笑)
コンパクトカーだと思って舐めていた私は、正直、かなり面食らってしまいました(苦笑)
とはいえ、受けた以上はしっかりやらなければ。
という事で、始めにお客様に挑戦していただく道まで、暫く乗らせていただきました。
すると、思いのほか乗り易く、「これなら問題ないな~」と、心の中で「ホッ」としていました。
乗ってみた第一印象の「見通しの悪さ」も、慣れと共に、次第に解消していきました。
その後、色々な場所を走り、教習を終えて感じた私の感想は、下記になります。
1、マグネットがボディに付かない(汗)
2、車内がとても静か。エンジン音が聞こえない
3、見通しはセダン並み
4、というか足回りもセダン
5、加速感も、うん。セダン
6、車高が低く、足回りがしっかりしている印象で、コーナーもスムーズだろうな~と
7、ナビがパソコン(汗)
8、解らないボタンがある
9、バックに入れるとサイドミラーが下を向く
10、駐車時のバックモニターが、止まるポイントを教えてくれるので楽
11、エアコンが運転席と助手席でそれぞれ温度調整が可能
12、アクセル&ブレーキを支える金属が太い(補助ブレーキが付けられなかった・・・)
13、本当のパワー(加速)は不明
14、事故っても頑丈そう
正直、ここまで至れり尽くせりの車だとは、思ってもいませんでした。
お値段に相応した充実の創り。
お客様は、レクサスの中では一番グレードが低いとは言ってはいましたが、とんでもない。
十分すぎるスペック&乗り心地でした。
良い車なのは間違いないです。
ただ・・・
女性向きではないですね(苦笑)
でも、レクサスCT2000Hから、サングラスの女性が出てきたら、少しドキドキしちゃいそうです^^;)
ちなみに、今回のお客様が目指していた道の難易度が、SS、S、A、B、C、D、Eで分類すると、Sランクの難しさ(苦笑)
残念ながら、その道を、一人で運転出来るまでには至りませんでしたが、自宅付近の狭路も難なく乗りこなし、駐車も問題なし。(駐車は元々上手だった)
一般道や国道、ある程度の狭路では、十分及第点に達して戴けたので、ホッと一息なマイカー教習でした。
さぁ、お茶でも飲んで眠りにつこう・・・。
乗車レビュー スズキ MRワゴン
昨日は、スズキのMRワゴンに乗車して教習を行いました。
MRワゴン。良いですね。
乗車してまず感じたのが、“見通しが良い”という点。360度ガラス張りのイメージで、とにかく見通しが抜群でした。加えて、座高も高く、視界の良好さは抜群です。
ノーズも短いので、車両感覚の掴みやすさも秀逸です。
小回りも効いて、操作性も問題なし。
初心者には、とても相性の良い車体だと思いました。
http://www.suzuki.co.jp/car/mrwagon/
他にも、感じた良い点を列挙します。
・四角ボディなので、車内が広い
・特に、運転席と助手席の隔たりがなく、前2シートもとても広々としている
・エンジン自動停止システムの操作感が良好。ストレスなし
・バックモニターが見やすく、感覚を掴みやすい
・可愛い(笑)
エンジンパワーもそれなりで、市街地では不足感は感じませんでした。
今の軽って、静かだしそれなりにパワーあるなーと、少し感慨にふけりました(笑)
軽相応のパワー感ですが、高速の長距離や山道は、ストレスになる可能性はありますね。
まぁでも、排気量の大きい車と比べるなって話しですよね^^;)
総じて、とても良い印象の車でした。
女性の市街地走行には最高の一台ではないでしょうか。
値段は・・・
それなりですね(笑)
カーシェアリング
本日もペーパードライバー教習を無事に終了する事が出来ました☆
本日のお客様は、完全なペーパードライバーながら、駅前や狭路走行までしっかりと出来るレベルになりました。
とても飲み込みの良い方で、今後は一人でも、問題なく運転出来ると思います。
そんな中、新たな発見を致しました。
それは、今まで漠然とした解ってなかったカーシェアリングの仕組みが正確に解ったのです(←今さら)
というのも、本日のお客様は、カーシェアリングを利用しての教習だったのです。
そして、私自信も初めて利用と相成った訳です。
そして、そのシステムについつい関心をしてしまいました。
今回は、タイムズプラスさんのカーシェアリングを利用ました。
大まかな利用方法は下記の通り。
①リヤウィンドウについているIC読み取り装置に会員カードをかざす。
②ロックが解除される
③ダッシュボード内の鍵を取り、エンジンをかける
④走る
⑤戻す
⑥鍵を戻す
⑦ICカードでドアロックする 以上
カーシェアリング。
お手軽に使えますし、駐車場代がバカ高い都心の方には、とても良く出来たシステムだなと、使ってみて改めてそのシステムの素晴らしさを実感しました。
機会があったら、自分でも使ってみたいですね☆
雪道走行
先日、教習の際に、こんな質問がありました。
「どの程度雪になったら走行したらダメですか?」
実はその時、少しだけ雪が降り始めていたのです。
まだ、雨か雪か見分けがつかないレベルだったため、その時点では問題ありませんでしたが、教習の帰りはそれなりにふったので、普段より10%程度の緊張と警戒を要しました。
私の答えは、(ノーマルタイヤの場合は)
・道路に少しでも雪が積もったらダメ
・真に気をつけるべきはアイスバーン(気温が下がる深夜・早朝の運転)
でした。
実は、私、沢村秋岳は、昔北海道に住んでいた事があり、若い頃はよく、雪道を走っていました。
そして、関東に来て、雪が降り、驚く事がありました。
その驚きは、今も継続されています。
どんな事に驚いたのかというと、下記の2点です。
1、ノーマルタイヤで運転している
2、チェーンをつけて走っている
1、ノーマルタイヤで運転している
関東の雪の日に、この様な事故をよく見かけました。今も見かけます。
こういう日は概ね、
・昼間から夕方にかけて雪が降って、その帰り
・前日雪が降って、翌日の早朝(アイスバーン)
の様な条件の日です。
私だったら、ほぼ確実に他の交通機関を使用するか、スタッドレスタイヤを装備したレンタカーなりタクシーなりを利用します。もしくは、タイヤを履き替えます。
(ちなみに言えば、スタッドレスタイヤを履いていても雪の峠道は絶対に走りません)
私だったら、この様な日に運転するのは自殺行為だと感じてしまうのですが、これをやってしまう方が、雪の降らない地方には沢山いらっしゃいます。
これは、感情的には「そうなってしまうよねー」と感じる部分もあるのですが、しかし、やっぱり不注意と言わざるを得ません。
◆降り始めの状態
雪(新雪)の上は、意外とグリップが効きます。
が、これだけふってしまうと、動かすこと自体が大変なので、運転は当然オススメできません。
皆さん、この状態だと警戒して、あまり事故が発生しません。
◆雪のピークの状態
いわゆる“圧雪”の状態です。
雪が積み重なり、そして踏み潰され、道路に轍ができ、雪が氷になった状態は、とてもよく滑ります。
(皆が気をつけるのですが、気をつけても事故が発生するレベルです)
◆降り終わり・溶け始め
雪が止んで、その後、大通りでは雪が解けてみぞれの様な状態(轍は道路、その横が雪)になり、大通りが何とか走行出来る状態になります。
カーブの最中や小さな通りでよく事故が発生します。
カーブは進入速度超過の車が事故ってしまいます。
小さな通りは、圧雪状態が残っていたりするためです。
この段階の事故を、私はよく見かけました。
◆ほぼ解けている状態
雪が止んで、一見すると通常の道路に見えるが、実は透明のアイスバーンになっている場所が発生します。
スピードを出してこの上を走った場合は、一瞬 “浮く” 感じになり、ハンドルを動かしても何の反応も無く、盛大に滑ってしまいます。
スピードが出ている時に事故ると、クラッシュの被害は甚大です。
夜中は全く見分けが付きませんし、朝方もよく目を凝らさないと解りません。
このアイスバーンに気付かずにスピードを出してしまう方がよく居ます。
このアイスバーンは、トンネルの出口近辺などの、常に日陰の場所では、日中も残っている事があります。
雪道は、止んだ後にも大きな危険があります。
その危険を感知する事は、とても大切です。
この様な時は、安易に車に乗らない事をお勧めいたします。
2、チェーンをつけて走っている
雪国の方の理解と、関東の方の理解の違いは、このチェーンにも現れます。
実は、雪国を走ると、チェーンを巻いて走っている車はまず居ません。
何故なら、チェーンはあくまで “緊急回避用” だからです。
スタッドレスタイヤを履いていても“ヤバイ”場所。
その他、嵌って動けない場合や、坂道を登る場合など、ごくごく限られた一定の区間での使用が一般的です。
しかし、関東では
この状態で、チェーンをかけたまま走っている車が多く見受けられます。
勿論、滅多に雪が降らない地域なので、緊急避難としてのチェーンを巻くのは何とか理解できます。
しかし、ほぼ雪がな無くなっている状態でもチェーンをしているのを見ると、やはり理解に苦しみます。
というのも、チェーンは鉄ですが、車の重さを常に背負っています。
そして下はアスファルト。
はい。
すぐに切れます。
自明の理です。
この当たり前の現象を、あまり理解していないのかな~と、不思議に眺めている時があります。
下が雪ならある程度持ちますが、アスファルトが出た時点で、使用は控えた方が良いと思います。
チェーンをつける位なら、素直にスタッドレスタイヤを履くのが、良いかと思われます。
思いつきで書きなぐってしまいましたが、雪道走行には、他にも様々な準備が必要です。
くれぐれも、雪道には気をつけて下さいね。
車は凶器?!
先日、教習中の40代の女性から、こんな一言を聞いてしまいました。
「私が運転すると凶器になる。そんなイメージがあって今まで運転が怖かった。」
この方は、教習当初は、エンジンのかけ方や窓の開け方も解らず、10メートル進んで停車する所から始めました。
しかし、4時間の教習の末、目的であった 〔駐車も含めた近隣スーパーへの行き帰り〕 が出来る様になりました。
近隣の走行では、補助ブレーキがいらないレベルにすぐになって戴けましたし、自信もついた様です。
そんな時に、前述の言葉を発したのです。
私は即座に、「それは間違いだ」と言いました。
「車は走る凶器」。よくその様に言われます。
しかし、凶器にしてしまうのは人間です。
では、どの様な人間が、車を凶器にしてしまうのか?
それは運転技術が稚拙なペーパードライバーさんなのか?
私の答えはNoです。
ペーパードライバーさんは、画像の様に、追突事故を起こしたり、車を横転させたり、
こんな事故は、まず起こしません。
せいぜいが、少しスッてしまった。とか、駐車の最中に、標識にブツけたとか、せいぜいがそんな程度です。
確かにこれだって危ないですが、およそ“凶器”というには及ばない印象です。
車を凶器に変えてしまう運転。
それは、
適切な車間を取らないドライバー
過度なスピードを出すドライバー
「割り込む」「譲らない」ドライバー
煽り運転をする輩
私は、この様なドライバーが操作する車こそが ”凶器“ であり、この凶器の正体は“人の意識”であると思えてしまうのです。
確かに、ペーパードライバーさん故に、気付かなければいけない注意を見過ごしてしまう事はあります。
車両感覚が危ういので、すったりぶつけたりする事もあるかもしれません。
しかし、根本的な意識の部分では、私はペーパードライバーさんが運転する車が凶器だとは、どうしても思えないのです。
そうではなくて、
ルールやマナーを軽視してしまう 慣れ
譲ることが出来ない(わざと意地悪する) 意地悪な精神
急いでいる時の 焦り
車間を詰めないと気がすまない 感覚
スピードを出した時の 快感
こんな感覚や精神こそが、”凶器“の正体だと思えてやまないのです。
この様な意識から、(免許はあるが)「私は運転してはいけない」
こんな風に思っている方は、少なくないかも知れません。
しかし、車を凶器にしてしまうのは、「人の意識」であり、決して「技術」だけでは無い。という事を知っておいて欲しいと思います。
ラウンドアバウト
先日、滋賀県守山市の立田町交差点において、ラウンドアバウトが社会実験として導入されました。
このラウンドアバウト方式は、日本では、長野県飯田市が約1年前に導入し、大きな注目を浴びました。
このラウンドアバウト方式。
元々は1970年前後に、イギリスで導入されたのを皮切りに、ヨーロッパ各地に普及しました。中でも、パリの凱旋門はとても有名です。
流石に、ここまでのラウンドアバウトになると、馴染みの無い日本人にとっては、「なんだこりゃ?」になってしまいますよね^^;)
このラウンドアバウト。
日本にも普及し始めましたし、今後も少しずつ伸びていく可能性があるので、まとめてみます。
まずは、ラウンドアバウトのメリットとデメリットを比較してみましょう。
【ラウンドアバウトのメリット】
〔安全面〕
・左折しかない(簡単)
・視認性がよい
・徐行が必然となる
・よって、事故が少なくなる
〔防災面〕:停電の影響を受けないので災害時に強い
〔効率面〕
・赤信号などの無意味な停止がなくなる
・Uターンが容易
・一度に沢山の車線を繋ぐ事が出来る
〔費用面〕:信号機がいらない(設備・管理・電気代の削減)
〔環境面〕
・信号が無くなる事により “景観” が良くなる
・信号の減少による電気代の抑制につながる
・無意味な停止がなくなる事により、加減速による無駄なエネルギーの抑制につながる
(上記により、排気ガスの排出量や燃料の消費量、騒音が減少する)
【ラウンドアバウトのデメリット】
〔安全面〕:歩行者の横断が困難
〔防災面〕:特になし
〔効率面〕:一定の交通量を超えると渋滞を引き起こす(信号機よりも単位時間あたりの交通量は劣る)
〔費用面〕
・中央に植木や照明を設置する場合は管理費が発生する
・通常の交差点よりも広い面積が必要(土地購入費が高くなる)
〔環境面〕:特になし
【進行のイメージ】
※進行の優先権は青い車両にある
※右側通行のイメージです。
【渋滞のイメージ】
軽井沢町六本辻ラウンドアバウト渋滞 #1 - YouTube
【安全テスト】
1998年に発表されたアメリカでの調査結果です。
11のラウンドアバウトにて、ラウンドアバウト建設前後での “年間平均事故数の比較” です。
全ての項目において、減少していることが解ります。
(wikipediaより引用)
【日本で設置されている主なラウンドアバウト】
長野県飯田市
参考http://www.city.iida.lg.jp/soshiki/29/raundoabautotorikumi-1.html
京都府京都市西京区
参考:http://blog.livedoor.jp/bucchie828/archives/50117455.html
京都府福知山市
参考:http://blog.livedoor.jp/bucchie828/archives/50126809.html
愛知県豊田市
参考:http://blog.livedoor.jp/bucchie828/archives/50117507.html
岐阜県各務原市
http://blog.livedoor.jp/bucchie828/archives/50125474.html
滋賀県守山市
参考:http://www.city.moriyama.lg.jp/pub/submit.nsf/1607ac0d2e72b6f549256db100454032/afd31f1722af4d2449257c56002d8f8b!OpenDocument
【ラウンドアバウトのまとめ】
安全面は誰もが納得する所ではありますが、交通量の限界値が低い事や、面積が必要になる。
そんな理由から、交通量が多く、歩行者も多い都市部には不向きな方式である事が伺えます。
しかし、交通量が少なく歩行者も少ない。そんな地方の道には、一定の需要はありそうです。
慣れれば簡単そうですが、まだ実際に、お目にかかった事の無い私としては、少しドキドキな感じです。
もし実際に、ラウンドアバウト方式の交差点が設置されたら、我々の運転の意識も少しだけ変化しなければいけませんね。
景観を大切にする京都府や、交通量の少ない地方では、今後も増えていくかもしれません。
コンコンキャンペーン 猫ちゃんを助けよう
「猫噛み」 という言葉をご存知でしょうか。
実はこれ、車の停止時に、猫がエンジンルームの中に侵入してしまい、気付かずにエンジンをかけてしまい、ファンベルト等に巻き込まれてしまう現象を指した言葉です。
特に、寒くなる冬に多発する傾向で、野良ちゃんの多い地域は特に気をつけたいものです。
実はこの「猫噛み」、意外と発生しているのです。
正式な数は数え様もないのですが、10年整備師をやっている人に聞けば、その様な状況に遭遇した経験は多々あると皆が言います。
そんな中、先日JAFが呼びかけを行いました。
「ネコがエンジンルームに入りたがる季節です。始動前にボンネットをパンパンしましょう」
また、非営利団体のCloverが、公式Facebookを通じて
「命を守ろう!ボンネットコンコンキャンペーン」 を行っています。
寒い冬に、毎回 「エンジンルーム内を点検しよう」 は、ハードルが高すぎて行われないと思いますが、「音を出す」ことくらいは、意識次第で出来ますね。
とても良い呼びかけだと思います。
この他にも、
●ドアの開閉を繰り返す
●エンジン始動前にホーンを鳴らし、10秒位待ってからエンジンをかける
●車の周辺に忌避剤を撒いておく
等が考えられます。
勿論、ガレージ内が安全なのは言うまでもありませんが、容易できる人は限られますよね^^;)
可愛い猫ちゃんのためにも、是非実践してみて下さいね。
&周りの車を乗る方にも教えてあげて下さいね。
ちなみに、私、沢村秋岳は、ずっと犬派でしたが、最近にゃんこの可愛さにやっつけられている今日この頃です。
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