沢村秋岳がコーヒー片手にまったりと車のことをホンネで語るSAWAGAKUブログ

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ヒヤリハット動画②_車の飛び出し

ヒヤリハット動画の第2弾。
今回も(これからも) you tube さんの動画をご紹介致します。 

今回は車が飛び出してくる映像です。
まずは動画をご覧下さい。

25秒を過ぎたあたりにヒヤリハット映像があります。






今回は、走行しているドライバーには何の非もありません。
これ系の飛び出しをタイミング良くやられると、運転手はほぼお手上げです。
動画は当たった様にも見えますが、実際はギリギリのところで回避出来た様です。

このドライバーは、道路の状況に合わせた、理想的な発進や速度で運転しています。
理想的な速度調整の上、カーブ前にしっかりと減速もしています。
その上で、危険予測に伴う回避行動もしっかりと出来ていました。

逆に言えば、他のドライバーでスピードが出ていたら、事故は回避出来なかったと思います。

走行しているドライバーは、「出てくるかもしれない」 という意識を持っていたと思います。
その意識が、瞬間的な判断に繋がり、事故を回避出来ました。
とても良い運転だと思います。


一方、飛び出してきた白い車ですが、左側の自転車に気を取られたのでしょうか?
基本的な安全確認を怠っています。

白い車から見ると、左右両方とも非常に確認しやすい道路で、余程何かに気をとられていなければ、見落とすことはあり得ないレベルです。
踏み間違えた様子も無いので、安全だと思って突入してきたのだと思います。

いずれにしても、この様な視界の良い場所でも、この様な事があり得るのだと、再確認をさせてくれる動画でした。


この様な時に有効なのは、相手のドライバーがこちらを認識しているか? を、確認する事です。

車ではなく、車内の人を見る訳です。

そっぽを向いていたり、こちらを認識している様子がない状態なら、「くるかも?!」という意識を持つ事が、事故回避にはとても大切です。


何はともあれ、ぶつからないで良かったですね^^)










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ヒヤリハット動画① 人の飛び出し

運転していると、外部要因による ヒヤリハット が襲ってきます。
今回は you tube で見つけた、印象的な ヒヤリハット をご紹介させて戴きます。



 




若者の行動についてはさておいて、この動画の私の印象です。

①道路の幅(最高速度)に対して、少しスピードを出し過ぎている
②撮っている車の車間が狭い
③早い段階で歩行者の存在に気付いている。


上記の3点が印象に残りました。


①は、黒のワゴン車についてです。
もしかすると、世の中の男性ドライバーの中では 「普通」 の間隔なのかもしれません。
が、普段から教習を行っている人間の感覚では 「早い」 と感じてしまいます。
少なくとも、運転に慣れるまでは(慣れてからも)、もう少し落ち着いて運転するクセを身に付けて欲しいと感じます。


②は、ドライブレコーダーで撮影している車ですが、明らかに車間が狭いです。
この車間は、2時災害(追突)の危険性がある車間です。
この車間は悪い見本として覚えておきましょう。


③は、黒のワゴン車についてです。
結果的に回避出来ましたが、右側の対向車線が空いていた。という幸運にも助けられています。
スペースがなかったらと思うと、とても恐ろしくなってしまいます。
スピードの出し過ぎは否めません。

秀逸だったのは、子供の姿を認識し、「飛び出してくるかもしれない」 との予測から、一度僅かにスピードを落としている点です。(8秒の頭)
この予測があったからこそ、その後の回避行動がきちんと取れたのだと思います。
予測した瞬間、状況を把握した上で、回避ルートも想定していたのだと思います。
逆を言えば、回避ルートが無かったら、事前にもう少しスピードを落としていたかもしれません。
どちらにしても、見事な危機察知でした。

正直な話をすると、殆どのドライバーは経験則から、この様な環境下では、あまり人は飛び出してこない(確率が低い)という事を知っているのだと思います。
だからこそ、黒のワゴン車は、それなりのスピードを出して走行したのだと思います。
恐らく、住宅街のど真ん中であれば、ここまでスピードは出てないと思います。

この様な認識(固定観念)は、長年の経験則に基づく “感覚” なので、間違っていると誰かが指摘した所で修正は難しいかと思います。が、この様な事もあるという事は、頭の片隅に留めておかなければいけないのだと、強く感じます。



最近は、歩きスマホが話題を集めています。
小さな子供の飛び出しも無くなりません。

運転をしていれば、上記の動画のような状況に遭遇するのは、そこまで珍しくはありません。
歩行者はどの様な行動に出るか解らない。
これは大原則です。

感情的には歩行者云々と愚痴をこぼしたくもなりますが、リスクマネジメントの観点かすると、それではいけません。
不測の自体はある一定の確率で発生し続ける
という事も大原則として捉えなければいけません。 


どんなに愚痴った所で、必ず一定の確率で発生し続ける事なので、ドライバーは自らの身を守るために、常に対抗策をとっておかなければなりません。


スピードを出さない
急発進はしない
車間を空ける

という大原則に加え、

人がいる(見える)所では特に気をつける(スピードを出さない)

という事も、とても大事な事だと改めて感じる動画でした。





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ヒヤリハット_ハインリッヒの法則

こんにちわ。沢村秋岳です。
今回は、よく耳にした事があると思われる、「ヒヤリハット」について書いてみます。

ヒヤリハット” という言葉自体は、かなりの方が耳にした事があると思います。
その名の通り、ヒヤリとした体験、ハッとさせられた経験を指す言葉です。

そのヒヤリハットを更に具体的に数値化した法則があります。
それが ハインリッヒの法則 という、リスクマネジメント業界ではかなり有名な法則になります。 


下の図をご覧下さい。
f:id:sawagaku:20131030125907j:plain


図を見れば一目瞭然ですね。

ハインリッヒの法則は、別名 1:29:300の法則 とも言われ、

1件の重大な事故の裏には、29件の軽微な事故や災害(理由)があり、
29件の軽微な事故や災害の裏には、300件のヒヤリハットが存在する。


という考え方です。


1件の重大な事故を防ぐためには、300のヒヤリハットを無くしていく事が大切で、そのために必要な事を考えて実践しよう。というのが、ハインリッヒの法則を建設的に捉えた思考ではないでしょうか。

300のヒヤリハットを未然に防ぐ。
言葉でいうと非常に簡単ではありますし、業種や業態によっては意識で改善できる問題だと思います。

もっとも、自動車の運転の場合は、様々な外部要素(他の車や歩行者等)が絡んでくるため、自己防衛の限界はありますが、それでも、300のヒヤリハットを未然に防ぐという意識はとても大切です。
何故なら、運転は、慣れれば慣れるほど、過信、慢心になり易く、注意力が散漫になってしまいがちだからです。

現在ペーパードライバーである方にとっては、「おいおい、その前に・・・」 な心境だとは思いますが、是非頭の片隅に留めておいて下さい。

きっと貴方は運転できるようになりますし、その後に襲ってくるのは 「慣れによる注意力の欠如」 ですからね^^)

自動走行システム!! ペーパードライバースクールは廃業!?

車の自動走行。
夢のような技術ですね。

ニュースを見ている皆様であれば、繰り返し報道されている車の自動走行に関しては、既にご存知かと思います。
ユーチューブで 「自動走行 車」と検索すれば、1万件を越すヒットがあり、実際に自動走行している車の状態を見る事が出来ます。

そして、多くの企業が2020年あたりを目処に、実用化を目指すとしています。 

この自動走行技術が確立されれば、ペーパードライバーの皆様にとって、非常に大きな味方になってくれると思います。
これはとても喜ばしい事です。
そして、残念ながら、この技術の普及により、我々の様なサービスは、徐々に衰退していくのだと思います。
それはそれで時代の流れなので、しっかりと受け止めたいと思います。


しかし、私には、この自動走行の技術は、少し不安な事もあります。
それは、この技術が確立され、使用され信頼されれば、この機能(誤作動する恐れが常にある機械)に頼りきってしまう恐れがある。という点です。


自動走行の技術を確立させるためには、センサーの搭載が欠かせません。
しかし、センサーは汚れや埃などで、簡単に誤作動を起こしてしまいます
トイレの水道の自動システムを想像すると、センサーの感度は汚れに弱いというのは簡単に想像できるかと思います。

また、機械を制御するのはプログラムです。
プログラムはフリーズしたり処理速度が一時的に低下する事があります。
パソコンの処理状況を思い浮かべると、やはり一抹の不安を感じてしまいます。

グーグルが自社のマップを生かして、この自動走行システムの開発に参戦しています。
GPSやナビゲーションシステムが連動し絡んでくるという事だと思いますが、走行する場所等により、通信の一時の速度低下なども不安要素です。

勿論、各分野のトップレベルの優秀な頭脳が開発をしているので、私の様な素人の杞憂は、鼻で笑われてしまうと思います。
しかし、一つの誤作動が命に直結してしまうシステムは、やはり私は脆弱だと思いますし、誤作動による責任の所在や保険のあり方も、大きなテーマとなりそうです。


人類の進歩という観点からは、素晴らしい事なのだと思います。
しかし、便利な機能は同時に人間の能力を退化させますし、また、大きな油断も生み出してしまいます。

人間ですから、自動走行の技術が確立して、問題ないと判断されれば、その技術を信頼し、頼ってしまいます。
その信頼が、逆に安全を損なう可能性があるのです。

走ることはルーティンワークですので、人間よりも機械の方が適しているのは理解できます。
しかし、一つのミスも許されない、大切な命が関わるテーマです。

どの様な形で安全性を担保していくのか。
自動走行システムの今後には、これからも注目したい所です。










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教官に向くタイプ

以前、精神的にペーパードライバーの記事に、 “教官に向くタイプ” と書きました。
では、この “教官に向くタイプ” の方とは、一体どのようなタイプの方なのでしょうか。

今回は、ペーパードライバースクールの、“教官に向くタイプ“ をテーマに書いてみたいと思います。


教官に求められる資質とはなんでしょうか?
私なりにこれを解釈すると、下記の7項目が該当します。

①、最低限の運転技術がある
②、運転経験が豊富にある
③、安全運転を理解(知識とは似て非なる)している
④、フットワークが軽い
⑤、口頭で安心感を与える事が出来る
⑥、見守る事も手を出す事も出来る
⑦、己の感情で行動しない



それでは、それぞれ掘り下げてみましょう。


①、最低限の運転技術がある
これは論を待ちません。最低限の運転技術がなければ、何も出来ません。


②、運転経験が豊富にある
これは二つの意味があります。
A、様々なタイプの車を乗った経験がある
B、様々な道路を走った経験がある
あらゆるシーンでも冷静に対応できる力が養われているかがポイントです。


③、安全運転を理解(知識とは似て非なる)している
安全運転の知識があっても、実践出来ない人は腐るほどいます。
安全運転は、頭で理解しているだけでは、何の意味も持ちません。実践出来るかが肝要であり、重要なポイントです。


④、フットワークが軽い
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
かの有名な、山本五十六の言葉です。
ペーパードライバー教習の教官は、“口だけ”になりがちですが、それだけでは少し寂しいですよね。
時には見本を見せたり、車を降りてサポートする事も、重要な役割だと思います。


⑤、口頭で安心感を与える事が出来る
教官の大きな仕事は、ドライバーの方に“安心感”を与える事です。
それは、ペーパードライバーの方が、不安を感じる前に、危険予測や運転のポイントを伝達する事であり、また、「何があっても大丈夫」という態度や振る舞いや、些細な一言だったりもします。


⑥、見守る事も手を出す事も出来る
つい手が出てしまう
つい口うるさくなってしまう

この様な方は、教官には向いていませんね^^;)
解っている事を言われたりすると、運転しているほうもついイライラしてしまいますよね。
家族の方が教官だったりすると、この様な傾向が、一層、顕著になりがちです。
でも、これが安心して運転する事が出来ない、大きな障害の一つなんです。
ハンドルに手を添えた状態をキープする。敢えてしない。
人(習熟度)によって、最適を見極めて実践するのが、教官における最も大切なポイントだと思います。


⑦、己の感情で行動しない
己の感情を素直にさらけ出す事は、実生活上においては、良い面もあります。
しかし、こと運転中。しかも教官ともなると、これではいけません。
この感情をぶつける事などにより、ドライバーの感情の状態が悪化してしまうのは、最も避けなければならない愚かな行為です。
これによって、運転者の感情状態がブレてしまうのが、非常に大きなマイナスになってしまうのです。
精神状態の悪化は、上達を阻害するばかりか、事故の危険性を増やすてしまいます。
わざわざそんな状態にしてしまうのは、本当に愚かな行為です。
教官は、その時の受講生の状態に配慮し、適切な言葉を選ぶ能力と、イザという時の対応能力が求められます。


もしも、お近くにこの様な条件を満たす方がいれば、是非その方にお頼み下さい。
きっと良い結果が出ると思います。

もちお近くにいなければ、是非SG東京の門を叩いて下さい。
こちらも負けじと、良い結果が出ると思います(笑)

お待ちしております^^)










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精神的にペーパードライバー

こんにちわ。沢村秋岳です。
今回は、意外と多い “精神的にペーパードライバー” な方について書いてみます。

ペーパードライバーの方の中には、免許を取っただけで乗らなくなってしまった方もいれば、チャレンジしたけど嫌な思いをしてしまい、その後乗らなくなってしまった方等がいらっしゃるかと思います。

そんな方の多くは、精神的な部分で運転を躊躇しているの方も多いのではないでしょうか。
そんな “精神的にペーパードライバー” の方の具体的な理由としては



①乗る車が旦那様やお父様が大切にしている車だから乗る気がおきない
(ぶつけたり事故ったらどうしよう?)

②乗る車が大きい車だから怖い
(自分では運転できないと感じてしまう)

③以前運転した時に、同乗者(旦那様教官やお父様教官)にイライラされてしまい、それ以来、運転嫌いになってしまった

④以前運転した時に、スピードを出すのが怖くて後ろが渋滞してしまい、それ以来、運転嫌いになってしまった

⑤少しは乗れるけど、車庫入れや車線変更などの苦手な項目があり、それが億劫で乗る気がおきない


等々ではないでしょうか。



まだまだありそうですが、概ね “恐怖感” “不安感” “苦手意識” ここら辺の意識が運転しようという意欲を削いでいるのではないでしょうか。

ペーパードライバー(の問題点や教習)というと、運転技術という側面で捉えがちですが、実は、技術と同様にとても大切なのが、メンタル面の整備です。

恐怖感や不安感、苦手意識等により、ビクビクしていたり、萎縮している状態では、持っている力が出せないばかりか、1点集中の傾向が増し、逆に注意力が低下してしまいます。この様な精神状態で練習しても、良い結果は出せませんね。


緊張するのは当たり前です。
しかし、それ以外に精神的に悪影響を及ぼす可能性のあるものを排除する事は、ペーパードライバーの教習においては、とても大切な事なのです。
悪影響を及ぼす可能性のある諸問題(環境)を解決(改善)する事が、ペーパードライバー教習においては、まず初めに取り組むべき事です。


良い精神状態で、楽しみながら運転する。

そのために、教官に向くタイプの友人や家族を選定し、同乗してもらう事も良いでしょう。

協力して貰えそうな人がいなければ、是非ペーパードライバー教習の門を叩いて下さい。
我々は、「怖い」「不安」「苦手」から、最初の第一歩を踏み出してもらうために存在しています。

もしお近くに教官に向くタイプの方がいらっしゃらなければ、是非、ペーパードライバースクールSG東京の門を叩いて戴けたら幸いです。







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ホームページコラムの更新

おはようございます。
ペーパードライバーサポート教習のSG東京代表社員の沢村秋岳です。

先日、ペーパードライバーの方や、機械系が苦手な方のための、誰でも出来る、超簡単な車のメンテナンス方法をご紹介しましたが、公式ホームページのコラムには、更に細かくメンテナンスの方法を掲載させていただきました。

概ね、端折る所は端折って、解り易さ優先で仕上げています。
メンテナンスと聞いて、少し「ギクッ」としてしまう貴方は、是非覗いてみて下さいね。

主なコラムの詳細は下記となっております。


【表示・標識】
●絶対に覚えておきたい道路標識 一覧
●絶対に覚えておきたい道路標示 一覧


【重要な交通ルール】
●信号機の意味7種類と手信号
●駐車と停車のルール
●その他の交通ルール
 ▽車の制動距離と法定速度
 ▽徐行について
 ▽信号の無い交差点を通過するときの優先順位
 ▽横断している人などへの保護
 ▽緊急自動車への対応 


【メンテナンス各種】
●タイヤ 空気圧 のメンテナンス
●エンジンオイル のメンテナンス
●自分で出来るメンテナンス エンジンルーム編
●自分で出来るメンテナンス 運転席編
●自分で出来るメンテナンス 外回り編



是非ご参考下さいっ!
それでは皆様、くれぐれもお気をつけて、安全運転に励みましょうね^^)


沢村秋岳でした☆