沢村秋岳がコーヒー片手にまったりと車のことをホンネで語るSAWAGAKUブログ

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中古車の買い方_私が選ばないお店

こんにちわ。ペーパードライバー教習のSG東京 代表社員の沢村秋岳です。

今回は中古車を買う時の隠れたノウハウを書いてみます。
少し独特かもしれないですが、それなりに確信を持っているので、是非ご参考下さい。


まずは私が絶対に選ばないお店について書いてみます。

私がお店を選ぶ基準は、ズバリ 求人広告 と 規模と立地 です。


まずは求人広告からお話させて戴きます。

車の営業マンは基本的に、売ってナンボの世界です。
基本給の他にインセンティブが組み込まれており、成績によって金額が変わる給与システムが殆どだと思います。
それはそれで良いのですが、それが過剰になってくると、求人広告にまで反映されてきます。

どんな求人のコピーに注目するかというと、”稼げる!“ やら “高インセンティブ” やら “実力主義!” “給与例 7月実績80万!” やらを謳い文句にしている求人です。

大型店等に多く、これらのコピーを乱発している。また、よく求人を出している。インセンティブ率が異様に高い。稼げる金額が異様に高い。

そんな車屋さんには、私の警戒アンテナは2~3本立ってしまいます。



昔は、規模と立地条件は、中古車を売るための絶対条件でした。

最近ではネット上の販売やオークション代行等のサービスもあり、以前よりも重要度は下がってきてはいますが、しかし、それでも依然として重要である事には変わりはありません。


さて、国道沿いのロードサイド店です。
渋滞もそこそこに車通りは良好。
そんな絶好の場所に広大な面積の敷地。

こんなお店には、沢山のお客様が寄ってきますね。
品揃えも良いし、営業マンも笑顔で丁寧。
一から百までやってくれるし、何故か安心感がありますもんね^^)



その気持ちは十分に解りますが、私ならこの様なお店では絶対に買いません。

理由は簡単です。
基本的に家賃(維持費)が高いからです。

維持費が高ければ、車両は安く売れませんよね?
当たり前の話です。


家賃が高く、加えて、売った社員に高インセンティブが発生しているとしたらどうでしょう?

はい。答えは簡単です。
“高い利益率”
これ以外の答えはあり得ません。

勿論、うちは “薄利多売だ” と反論するでしょう。
しかし、私から言わせれば、そんなのは戯言ですし、非常に空虚な言葉です。

高く売っているは言い過ぎかもしれませんが、ある程度の利益率を確保しなければ、成り立たないスタイルである事は間違いありませんし、この様なスタイルのお店の基本価格(費用総額)は、決して利用者寄りには成り得ないのは必然です。



私が見てきた中では、本当に酷い大型店もあります。
車体価格を下げて、訳の判らない必要経費とやらを取るお店です。
つまり、総額は高いお店。

この様なお店では、この訳の解らない必要経費をきちんと取った上で売りつける事が出来る人間が、優秀とされる世界です。

私だったら、この様な環境のお店では、働くのも買うのも絶対に願い下げです。 
私から見ると、「悪どい」以外の何者でもありません。

しかしながら、残念な事に、未だにこんな企業が跋扈しているのが車業界です。
そんな企業が、実は中古車業界の大手だったりするのが、車業界が今までいかにふざけた事をやってきたのかの裏返しである様に感じます。










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