沢村秋岳がコーヒー片手にまったりと車のことをホンネで語るSAWAGAKUブログ

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自動走行システム!! ペーパードライバースクールは廃業!?

車の自動走行。
夢のような技術ですね。

ニュースを見ている皆様であれば、繰り返し報道されている車の自動走行に関しては、既にご存知かと思います。
ユーチューブで 「自動走行 車」と検索すれば、1万件を越すヒットがあり、実際に自動走行している車の状態を見る事が出来ます。

そして、多くの企業が2020年あたりを目処に、実用化を目指すとしています。 

この自動走行技術が確立されれば、ペーパードライバーの皆様にとって、非常に大きな味方になってくれると思います。
これはとても喜ばしい事です。
そして、残念ながら、この技術の普及により、我々の様なサービスは、徐々に衰退していくのだと思います。
それはそれで時代の流れなので、しっかりと受け止めたいと思います。


しかし、私には、この自動走行の技術は、少し不安な事もあります。
それは、この技術が確立され、使用され信頼されれば、この機能(誤作動する恐れが常にある機械)に頼りきってしまう恐れがある。という点です。


自動走行の技術を確立させるためには、センサーの搭載が欠かせません。
しかし、センサーは汚れや埃などで、簡単に誤作動を起こしてしまいます
トイレの水道の自動システムを想像すると、センサーの感度は汚れに弱いというのは簡単に想像できるかと思います。

また、機械を制御するのはプログラムです。
プログラムはフリーズしたり処理速度が一時的に低下する事があります。
パソコンの処理状況を思い浮かべると、やはり一抹の不安を感じてしまいます。

グーグルが自社のマップを生かして、この自動走行システムの開発に参戦しています。
GPSやナビゲーションシステムが連動し絡んでくるという事だと思いますが、走行する場所等により、通信の一時の速度低下なども不安要素です。

勿論、各分野のトップレベルの優秀な頭脳が開発をしているので、私の様な素人の杞憂は、鼻で笑われてしまうと思います。
しかし、一つの誤作動が命に直結してしまうシステムは、やはり私は脆弱だと思いますし、誤作動による責任の所在や保険のあり方も、大きなテーマとなりそうです。


人類の進歩という観点からは、素晴らしい事なのだと思います。
しかし、便利な機能は同時に人間の能力を退化させますし、また、大きな油断も生み出してしまいます。

人間ですから、自動走行の技術が確立して、問題ないと判断されれば、その技術を信頼し、頼ってしまいます。
その信頼が、逆に安全を損なう可能性があるのです。

走ることはルーティンワークですので、人間よりも機械の方が適しているのは理解できます。
しかし、一つのミスも許されない、大切な命が関わるテーマです。

どの様な形で安全性を担保していくのか。
自動走行システムの今後には、これからも注目したい所です。










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